インナーマッスルとは、からだの深いところにある筋肉のことです。
よく「インナーマッスルを鍛えましょう」と言われますが、実は見た目を大きく変える筋肉というよりも、姿勢を支えたり、関節を安定させたりする役割を持っています。
例えば、
・お腹の深いところにある腹横筋
・背骨を支える多裂筋
・股関節を支える深層外旋六筋
・横隔膜
・骨盤底筋群
などが代表的です。
インナーマッスルは、からだを動かす主役というより、主役が動きやすいように支える裏方のような存在です。
ただし、「インナーマッスルだけ鍛えればいい」というわけではありません。
実際には、
・インナーマッスルが働く
・アウターマッスルが動く
・関節がしなやかに動く
これらが協力して初めて、からだは楽に動きます。
普段の生活もダンスも、インナーマッスルだけを意識するよりも、「背骨がしなやかに動く」「股関節が使える」 「呼吸ができる」「バランスよく立てる」こうした状態を目指した方が、結果としてインナーマッスルも働きやすくなります。
だから私は、「インナーマッスルを鍛える」よりも、「からだ全体が協調して動けるように整える」という考え方の方が大切だと思っています。

