全体重に筋肉が占める割合は、20歳代で男性が40%、女性が35%。
それが30歳代から徐々に減り始め、70歳代では20歳代の約三分の二になる。
しかし加齢によって、全ての筋肉が一様に減少するというわけではなく、屈筋よりも伸筋の方が著しく減少する。
伸筋は主に重力に逆らってからだを支えたり、姿勢を維持したり、力強くジャンプしたりする時にはたらく筋肉。
対して屈筋はからだを素早く折りたたんで防御姿勢を取るような場合にはたらく。
太ももの筋肉だと、前面にある大腿四頭筋、上腕の筋肉だと、後面にある上腕三頭筋が減少しやすい。
他に加齢とともに減少する筋肉としては、頚部の筋群、僧帽筋下部、広背筋、腹筋群、大腰筋、大臀筋など。
トレーニングまでしなくても、日常生活の中で、これの筋肉を積極的に使いたいね。
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(第28話)【社交ダンス的解剖学】社交ダンスを踊るのに重要な関節 バネ・クッション・バランス作用の「MP関節」
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