からだ

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【骨盤の幅で歩こう】

【骨盤の幅で歩こう】 骨盤の幅で歩く=からだの中心を感じやすくする歩き方 。 
・骨盤の幅は、股関節の位置とほぼ一致する。ここを基準にすると、脚が骨格に沿って自然に前に出せるため、左右のブレが減る。
・骨盤は背骨(脊柱)と脚をつなぐ「からだの要(かなめ)」。骨盤幅で歩くと、脚の動きが体幹と連動し、自然に「軸」を意識できるようになる。
・足を揃えすぎるとバランスを崩しやすく、広げすぎるとガニ股やO脚的になりやすい。骨盤幅は重心がちょうど真ん中に集まり、歩くたびに「中心を通る」感覚が得やすい。 確認の仕方は、鏡の前でまっすぐ立ち、骨盤の幅に足を置いて軽く歩いてみた時、 * おへその下(丹田あたり)が左右にぶれず、前後に自然に移動する感じがあるか。 * 上半身が「安定した柱」のように保たれているか。 やってみてね。
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【軸を感じるって?】

【軸を感じるって?】 軸って大事。
でも「軸ってどこにあるの?どうやって感じるの?」と思う人も多いはず。 1. 軸は「からだのまんなかの柱」 * 頭のてっぺんから骨盤まで、体のまん中に一本の柱があるイメージ。 * この柱がスッと伸びていると、立っていても動いていても、からだがブレにくくなる。 2. 足の裏で床を感じる * 親指の付け根・小指の付け根・かかとの3点でしっかり床を押すと、からだの重さがまん中に集まる。 * 足の裏にバランスよく体重が乗っていると、自然に「軸」が安定する。 3. 背骨と呼吸を使う * 背骨をスーッと伸ばして、天井から糸で頭を引っ張られているようにイメージする。 * 息を吸うと背筋が伸び、吐くとお腹の奥がしまって安定。呼吸が軸を助けてくれる。 4. 片足で立ってみる * 軸を一番わかりやすく感じる方法は、片足立ち。 * ちょっと揺れても大丈夫。からだが自然に「まん中に戻ろう」とするのが、軸の力。 軸を感じるには、 1. 床を感じる 2. 背骨を伸ばす 3. 呼吸と一緒に動く この3つを意識すると、誰でも少しずつ実感できるようになるよ。
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【骨が先に動いて、筋肉は後からついてくる】

【骨が先に動いて、筋肉は後からついてくる】 私たちは普段、「からだを動かすのは筋肉」と思いがち。
でも実際には、骨が正しい方向に動き出し、その動きをサポートするように筋肉が働くのが自然な仕組み。 ・歩くときは「ももを持ち上げるぞ!」と筋肉で頑張ると、足は重く感じる。
股関節の骨(脚のつけ根)を前に動き出すイメージを持つと、筋肉は後から働き、足が軽く出る。 ・腕を伸ばして高いところの物を取るときは、肩の筋肉だけで腕を上げないで、鎖骨や胸の中心から骨が広がるように動かすと、腕はするっと伸びていく。 ・椅子から立ち上がるときは、太ももやお尻にぎゅっと力を入れるよりも、骨盤をすっと前に起こすようにすると、筋肉は自然に働いて、立ち上がりが楽になる。 実際に試してみるとよくわかる。
1回目は「肩から腕を持ち上げるぞ」と思って上げてみる。
次に「胸の真ん中から手が伸びている」と思って上げてみる。 どちらのほうが軽く、スッと動けた? 「筋肉で頑張る」のではなく「骨にまかせる」感覚を持つと、日常の動作も無理なくスムーズになるよ。 ブログ https://ameblo.jp/keicoyori/
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【からだは内側・中心から動かそう】

【からだは内側・中心から動かそう】 ◆ 筋力に任せる動き ・腕は肩の筋肉で持ち上げる ・脚はももやお尻の筋肉で持ち上げる 外側の筋肉に頼るため、疲れやすくゴツゴツした動 きになりがち ◆ 骨格に従った動き ・手は「胸の中心から」伸びる意識で動かす ・足は「お腹の奥から」伸びる意識で動かす
 骨のつながりに沿って動くので、自然にスムーズで無理がない つまり、からだの中を意識する=骨格の本来のつながりに従うということ。
その結果として、余計な力が抜けて「しなやかさ」や「軽やかさ」が生まれる。 からだは外側じゃなくて、内側・中心から伸びている感覚を持つと、無理なく大きく動けるよ。 ブログ https://ameblo.jp/keicoyori/
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【正しい姿勢のカギは?】

【正しい姿勢のカギは?】 「姿勢を良くしよう」と思うと、背をピンと伸ばそうとし「上に引っ張る」意識ばかりになりがち。ところが実際のからだの構造を考えると、 上に伸びるためには、下に向かう安定が土台になる 。 * 足裏で床をしっかり感じる → 骨盤が安定する * 重力を下に預ける → 筋肉の余計な緊張が抜け、背骨が自然に立ちやすくなる * 下へ下へと沈む感覚 → 上半身が逆に伸びやすくなり、首や肩の力みがとれる ヨガや武道、バレエなどでも「地に根を張る」意識が強調されるのは同じ理由。「下に向かう力」を感じるからこそ、自然に「上に伸びる姿勢」が生まれる。 つまり、 * 上だけを意識すると → 力み・反り腰・呼吸が浅くなる * 下を意識すると → 土台が安定して、上に伸びるのがラクになる なので、「下に向かう」を大切にされている感覚は、まさに正しい姿勢づくりのカギなんだな。 ブログ https://ameblo.jp/keicoyori/
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【準備の後の正しい動き・正しいからだの使い方】

【準備の後の正しい動き・正しいからだの使い方】 「ストレッチで整える」ことは、“からだをゼロの位置に戻す”こと。言い換えれば、準備的なこと。
でも、整えるだけではもったいない。正しいからだの使い方=プラスの方向に積み重ねる習慣が本番。準備の後に本番がないと、また元に戻ってしまう。 日常動作でいえば ・立ち方→ 膝を突っ張らず、骨盤を立ててからだを支える ・歩き方→ 足裏全体(かかと→外足→親指の付け根→指先)を使い、左右にブレずに前へ進む ・座り方→ 背もたれに頼らず、坐骨でしっかり座る ・呼吸→ 胸や肩で浅く吸うのではなく、お腹・肋骨を広げて深く呼吸する ダンスでいえば ・床を押すように足を使う(足先だけでなく足裏全体を意識) ・腕は胸鎖関節から動かす(手だけでなく体幹から連動させる) ・軸を保ったまま回転する(ぶれずに体幹を使う) ・音楽に合わせてからだをしなやかに動かす(筋肉の力みを抜く) 「正しい動き」とは、骨や関節が本来の役割を果たせるように、無理なく効率よくからだを使うこと。
その結果、筋肉の余計な負担が減り、姿勢が整い、動きが楽になる。
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【人は人によって疲れ、人によって癒される】

【人は人によって疲れ、人によって癒される】 日常の中で「人間関係にストレスを感じる」ことが多い一方で、不思議なことに「そのストレスを発散できるのも人間関係の中でしかないのでは?」と感じることがある。 心理学や脳科学の研究でもわかってきている様に、
人間は本来「社会的存在」であり、他者との関わりがストレスの最大の要因であると同時に、最大の回復資源でもある。 
心理学研究では「情緒的サポート(共感や安心)」「道具的サポート(実際の助け)」「情報的サポート(助言)」がストレス耐性を強め、健康と幸福感を支えることが実証されている。 このように「人は人によって疲れ、人によって癒される」という一見矛盾した現象は、人間の社会的・生物学的な本質。
だからこそ、私たちがどのような人間関係を選び、どの関係性に身を置くかは、心身の健康を左右する重要な要素。 そして何より大切なのは、自分が安心できる場を持つこと。そこに身を置くだけで、心とからだは自然と回復へと向かっていく。みなさんの安心できる場所が、スタジオになるように努めていきたい。 ブログ ttps://ameblo.jp/keicoyori/
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【からだと向き合うことは、自分を大切にすること】

【からだと向き合うことは、自分を大切にすること】 〈からだと心はつながっている〉 気持ちが落ち込むと背中が丸まったり、前向きなときは自然と胸が開いていたり。
からだと心は、いつもお互いに影響し合っています。
だからこそ、姿勢を整えたり、深呼吸をしたりするだけで、気持ちも少し軽くなるんです。 〈自分に戻れる小さな時間〉 ストレッチやダンスなどでからだに意識を向けると、不思議と頭の中のざわざわが静まってきます。
「今ここ」に集中できるその時間は、自分をリセットする大切なひととき。
ほんの10分でも、自分に戻れる感覚を味わえます。 〈習慣が未来をつくる〉 毎日少しずつでも、からだに寄り添う習慣を持つと * 姿勢がきれいになる * 呼吸が深くなる * 気持ちにゆとりが生まれる
 からだと向き合うことは、自分を後回しにせず「大事にしているよ」と伝える行為です。
忙しい日々の中でも、ほんの少しでもいいのでからだに耳を傾ける時間をつくってみませんか?
その積み重ねが、心もからだも、きっとやさしく支えてくれますよ。 ブログ ttps://ameblo.jp/keicoyori/
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【結果をすぐに求める人と、じっくり取り組める人の違い】

【結果をすぐに求める人と、じっくり取り組める人の違い】 何かを始めるとき、私たちはつい「早く結果を出したい」と思いがち。
ストレッチやダンスの練習でも、数回やっただけで姿勢が劇的に変わったり、ステップがすぐに上達したり…そんな風に期待してしまうことがある。 けれど実際には、からだの変化も技術の習得も「積み重ね」の中でじわじわと現れてくるもの。
だからこそ、結果を急ぐタイプとじっくり取り組めるタイプでは、その後の歩み方に違いが出てくる。 ◆ 結果をすぐに求める人 * 短期間で目に見える変化を期待する * 「まだできない」と焦りやすい * 結果が出ないとモチベーションが下がってしまう 最初の行動力はあるのでスタートは速いのですが、成果が出るまでの時間を乗り越える工夫が必要。 ◆ じっくり取り組める人 * プロセスを大事にできる * 小さな変化や気づきに喜びを見つけられる * 継続が得意で、長い目で見て成果が積み上がる 目立った変化はゆっくりでも、気がつくと確かな力が身についているのが特徴
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【発達で獲得した姿勢を守るということ】

【発達で獲得した姿勢を守るということ】 人間は成長の過程で、首の保持 → 寝返り → はいはい → つかまり立ち → 歩行へと発達段階を経る。
この一連の流れは、単に「動けるようになる」ためだけでなく、背骨の自然なカーブ・骨盤の安定・足裏の感覚といった、姿勢の基盤を形成する重要なプロセス。 本来であれば、この発達過程で得られた姿勢・動作パターンは生涯を通して活かされる。
しかし現代の生活習慣──長時間の椅子姿勢、デジタル機器の使用、運動機会の減少──によって、その自然な機能が失われやすくなっている。 では、「発達で得た姿勢」を守るにはどうすればよいのか。 発達に基づいた姿勢維持のポイント 1. 床での基本動作を取り戻す(寝返り・四つ這い・しゃがみ込みなど)  2. 骨盤傾きと脊柱のカーブの協調を意識する  3. 足裏感覚を再教育する  4. 矯正よりも“機能的な動き”を重視する
  ブログ https://ameblo.jp/keicoyori/
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