8月24日は「ラグビーの日」です。今から194年前の1823年の8月24日にラグビーが誕生したとされています。
ラグビーが誕生したのはイングランド。イングランドはフットボール生誕の地でもあり、スポーツの歴史を語るうえで欠かせない聖地。そんなイングランドで生まれたラグビーは、フットボールから派生したのでは……という説があります。
その説のひとつには……
── とあるパブリックスクール(13~18歳を教育するエリート高)で、フットボールの試合が行われていました。その試合中に興奮したひとりの生徒が驚くべき行動に出ます……。なんと、手でボールを抱え、相手ゴールへ突進してしまったのです ──。
もちろん、その試合はフットボールですから、手を使うのはNG。しかし、ボールを抱えてゴールへ飛び込んでいく様子は、まさにラグビーの「トライ」のような状況だったのでしょう。この反則行為が派生して「ラグビー」が誕生したといわれています。ちなみに「ラグビー」という名称は、このパブリックスクールが「ラグビー校」という名前だったことからきているといわれています。
あくまで、このラグビー誕生のエピソードは「噂」の範疇ではありますが、意外なことがきっかけで生まれたスポーツも数多くあることから、ラグビーもこのようなエピソードが、まことしやかに今に伝えられているのでしょう。
現地時間の9月8日から、ラグビーワールドカップフランス大会が始まります。
初戦はフランス✖️ニュージーランド(日本時間9日4:15)
日本は10日の日曜日にチリと対戦します。日本時間の20:00なので、タイムリーで観られますね。