【サンバは歓喜の炸裂】

サンバは歓喜の炸裂、まさに喜びの踊り…気取りがないけれど、深みがあって、踊り込めば踊り込むほどに味わいを増す。
踊ることは私たちにとって快楽そのものである。そしてサンバは、ずばりその快楽を謳歌する踊りなのである。

サンバはまた、リズムになりきる踊りでもある。からだが存在が、リズムそのものになる。

サンバの快楽の本質は、宇宙の鼓動に自分をつなげることにあるのかもしれない。さらには、バウンドの動きによって、大地から汲み取った生命力を身体中に回し、大気中にめぐらし、今日もいま在ることの喜びを分かち合う。

踊りませんか?
ー社交ダンスの世界
浅野 素女著より

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