「出来ていますか?」と聞かれると、ティーチャーも私も答えに困る。
何故なら、何をもって出来ていると聞かれているか、分からないから。
特に今は教科書通りに覚えることをねらいにしているから、そんなに簡単に出来る訳が無いし・・・。
ステップだけを踏むことを、私たちは「出来ている」とは捉えていない。
ステップが踏めるようになることは「慣れてきた」と捉えている。
「出来ている」は教科書通りに出来たことなんだ。
だから今の段階で「出来ていますか?」と聞かれたら、殆どの場合「出来ていない」って答えなくてはならない。
「ステップは慣れてきましたね」とかね。
だからね、出来たか出来ないかは、過去の自分と比べて、自分自身で判断するのをおすすめする。
誰かと比べるのは構わないけど、必ず自分自身とも比べてね。
そうすれば、必ず出来ている自分を感じるからさ。
私たちは、競技の社交ダンスを踊っているのではなくて、コミュニケーションの社交ダンスを踊っているのだから、出来る出来ないじゃなくて、楽しむを1番にしたいよね。