以下はあくまで統計学上の数字ですが、脚とかかとの向きにはこのような成長を辿ります。
脚の成長
- 0~1歳 O脚からストレートへ
- 1~3歳 ストレートからX脚へ
- 4~6歳 X脚からストレートへ
かかとの向きの成長
- 1~3歳 内側に傾いていく
- 4~6歳 内側に傾いている
- 7歳以降 真っ直ぐになっていく
画像のように、内くるぶしがくっついていて、かかとがくっつかない状態を「過回内(オーバープロネーション)」と言います。
かかとが内側に倒れてしまうことで、土踏まずがうまく使えずに、地面からの反力が高くなってしまいます。
その反力を膝や腰で受け止めるので、膝痛や腰痛のリスクが高まってしまうのです。
また土踏まずのバネをうまく使えないので、敏捷性が低下するという検査結果もあります。
大人になると土踏まずのアーチが崩れると膝痛や腰痛に加え、つまずいたり転倒したりするリスクが高くなります。怪我の予防にもかかとの向きは大事ですね。