細く長くとは、
短時間のうちに全精力を出しきってしまうのではなく、時間を掛けてゆっくりとするさま。わずかながらも、また、弱々しい状態ながらも、長く続くさま。
太く短くとは
長生きなどしようとせず、したいことをして人生を楽しもうとするさま、また、人生を消極的にただ長く生きようとするのではなく、たとえ短くとも充実した精力的な人生を送ろうとするさまの形容語。
私は健康に関することや、趣味などは、細く長く続けるという考え方がいいかなと思っています。
この仕事を始めてから学んだことのひとつなんですが、
ストレッチを褒めちぎってくれる人や、あれもこれも頑張りすぎる人って、
スタジオに来なくなっちゃう人が多いです。
「自分では何をしていいかわからないから、人まかせで健康にしてもらおうとしてなんてるんです」とか、「寝てるだけで運動していることと同じなら来るしかない」なんて言う人が長く通ってくれるんです。
褒めてもらえるのは悪い気はしませんが、褒めちぎられると、
“あっ、この人は太く短くタイプかな”と思ってしまいます。
スタジオに通い続けることって、大変ですよね。
忙しい時もある、体調が悪い時もある、気持ちがのらない時もあります。
でも続けていると、やることの一つになり、習慣となって…そして習慣になると、苦にならなくなって来ます。
だから、人任せでいいから、通っていることだけで価値がことだから、通うのを習慣化してもらえたならって思います。
それは今だけでなく、未来の自分への投資にもなりますから。
太く長くはなかなか難しいので、細くても長ーく続けて欲しいと思います。