【発達で獲得した姿勢を守るということ】

人間は成長の過程で、首の保持 → 寝返り → はいはい → つかまり立ち → 歩行へと発達段階を経る。
この一連の流れは、単に「動けるようになる」ためだけでなく、背骨の自然なカーブ・骨盤の安定・足裏の感覚といった、姿勢の基盤を形成する重要なプロセス。

本来であれば、この発達過程で得られた姿勢・動作パターンは生涯を通して活かされる。
しかし現代の生活習慣──長時間の椅子姿勢、デジタル機器の使用、運動機会の減少──によって、その自然な機能が失われやすくなっている。
では、「発達で得た姿勢」を守るにはどうすればよいのか。

発達に基づいた姿勢維持のポイント

  1. 床での基本動作を取り戻す(寝返り・四つ這い・しゃがみ込みなど) 
  2. 骨盤傾きと脊柱のカーブの協調を意識する 
  3. 足裏感覚を再教育する 
  4. 矯正よりも“機能的な動き”を重視する
 
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