私たちは普段、「からだを動かすのは筋肉」と思いがち。 でも実際には、骨が正しい方向に動き出し、その動きをサポートするように筋肉が働くのが自然な仕組み。
・歩くときは「ももを持ち上げるぞ!」と筋肉で頑張ると、足は重く感じる。
股関節の骨(脚のつけ根)を前に動き出すイメージを持つと、筋肉は後から働き、足が軽く出る。
・腕を伸ばして高いところの物を取るときは、肩の筋肉だけで腕を上げないで、鎖骨や胸の中心から骨が広がるように動かすと、腕はするっと伸びていく。
・椅子から立ち上がるときは、太ももやお尻にぎゅっと力を入れるよりも、骨盤をすっと前に起こすようにすると、筋肉は自然に働いて、立ち上がりが楽になる。
実際に試してみるとよくわかる。
1回目は「肩から腕を持ち上げるぞ」と思って上げてみる。
次に「胸の真ん中から手が伸びている」と思って上げてみる。
どちらのほうが軽く、スッと動けた?
「筋肉で頑張る」のではなく「骨にまかせる」感覚を持つと、日常の動作も無理なくスムーズになるよ。
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