【睡眠不足が血糖値を跳ね上げる】

睡眠と血糖値や糖尿病の関係はあまり知られていませんが、実は大きな関係があるそうです。

睡眠不足(睡眠時間5~6時間未満)な人ほどヘモグロビンA1c(過去1~2ヶ月の血糖値の平均を反映した数値)が高く、血糖コントロールがうまくいっていない傾向にあります。睡眠不足は様々なホルモンに影響します。交感神経が活性化されてストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールが増加し、インスリンが効きづらい状態になります。また、食欲を増進させるグレリンが増え、食欲を抑制するレプチンが減ります。寝不足だと食欲が湧いてくるのはこのためです。インスリンが効きづらいのに食欲が増すため、糖尿病の発症リスクは高まり、血糖コントロールが上手くいかなくなるのです。

快眠のために出来るポイントを3つお伝えします。
①朝、決まった時間に起きて朝日を浴びて朝食を摂る
②夜は興奮させず、穏やかな気分で過ごす
③カフェイン入りの飲料や寝酒を飲まない

糖尿病のリスクを減らすためにも、睡眠時間と質のいい睡眠の確保に努めたいですね。

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