
【発表会の考え方】
【発表会の考え方】
他の社交ダンススタジオのレッスンは、毎回発表会のためのレッスンを行い、それを発表会に発表していることが多い。ベーシック以外のステップ、いわゆる見栄えが派手なステップを覚えることを競うようにね。
いつも書いているが、当スタジオはかなり特色のあるスタジオなので、発表会のためのレッスンを“よし”としていない。
日々レッスンしていることを発表する。
派手さはなくても、ステップは少なくても、基礎動作がしっかり出来たきれいなダンスを踊るってスタイル。
今現在の自分のあるがままを受け入れ、成長を感じる。一緒に踊っている仲間の成長にも目を向ける。そんな発表会であってほしいと思っている。
しかし最近、発表会のためにレッスンを受けている人がいる感じがしていて、う〜〜〜〜〜んってな感じ。
もちろん発表会は区切りの日ではあるけれど、その日でダンスが終わるわけではない。通過点。
大事なのは日々の積み重ね。発表会近くになって詰め込むレッスンは“付け焼き刃”であり、私たちはそういう人はあまり上手くならないって考えている。
どんな取り組み方をしてきたか、それを発表会は披露する日。日頃と違う場所で違う雰囲気で踊るから、日々身につけてきたことの全てを出し切ることは難しい。でもやってきたことっていうのは、必ず表れるよ。
思考を変換させないと、伸び悩む。ダンスって正直なんだ。自分では気が付きにくいけど性格や考えていることが出ちゃうから、わかる人にはわかるんだよ。
とにかく発表会は通過点。日々の取り組みを感じる日。日々と違う取り組みは実を結びにくいよ。