日常生活において、ほとんどの人は「歩く」という身体活動を “無意識” で行っています。無意識だからこそ癖がついてしまい、カラダに負担をかけている場合が少なくありません。今回は歩行の見直し点を2つご紹介します。参考にしてください。
①5センチ幅の線の外側を歩く
正しい歩き方は「5センチ幅の先の外側に、足の内側が触れるように歩く」という歩き方です。
左右の足の間に5センチ程度のスペースができるような足の出し方をすると、腰をひねる必要がなく、骨盤も左右にブレずに歩くことができるため、どこかの関節や筋肉に過度な負担をかけることなく、ラクに歩行を行うことができます。
②”大股でグングン”ではなく”小股でスタスタ”
大股での歩行や速歩きは、モデルウォークと同様に「腰をひねる」歩行になるため、腰や太ももへの負担が増してしまいます。
また、大股での歩行を行うと、足を前に着いた際に、前もも外側に体重がかかる着地となりやすいため、脚が太くなりやすい(脚に必要以上に筋肉がついてしまう)歩き方とも言えます。
よって、ウォーキングや速歩きで歩く際は大股でグングンと歩くのではなく、小股でスタスタと歩くようにしましょう。
ストライド(=歩幅)を広げるのではなく、ピッチ(=脚の回転数)を意識して、テンポ良く歩くようにすると、身体に負担をかけずに強度の高いウォーキング、速歩きを行うことができます。