【出来ない時は・出来た時は】

幼稚園教諭を長くやっていたので、私にはその時の思考の癖のようなものが残っています。

幼稚園教諭の中には、出来ないことを子供のせいや親のせいにする人がいるんだけど、それ、私、大っ嫌いなんですよね。

確かに入園して来た時点で、能力差はあります。それは生まれ月だったり、親の育て方だったり…。

だけど生まれてまだ3年しか経っていないんだから、能力差は大人に比べたら微々たるもの。

出来ないのは、自分自身の指導力が乏しいからだって、なんで気がつかないんだろうって思います。

子供は大人の鏡
子供の反応が良くって、集中が続く時は、教師の働きかけがいいってことだし、
子供の反応が悪くて、散漫な時は教師の働きかけが悪いってだけなんです。

なんで子供とか親が悪いって発想になるんだろう。

で、なんでこんなことを書いているかというと…

ダンスの発表会で上手く踊れるか心配している人がいますが、

上手く踊れなかったら、それは私たち教師が悪いので、自分を責める必要は全く無いってことを知っておいて欲しいのです。

それは発表会だけじゃなくて、日々のレッスンもです。

そして出来たら時は、自分ってすごいって思っちゃってください!そこで教師のおかげだなんて1ミリたりとも思わないで、自画自賛してください!

いつもお伝えしていますが、出来る・出来ないより、そこまでの過程が尊いものです。

出来る・出来ないは関係のない、踊ること自体を楽しむ社交ダンスを共有することが、私たちの目指すところです。

出来ない時は教師が悪い
出来た時は自分がすごい
のマインドを持つことで、社交ダンスがもっともっと楽しくなり、社交ダンスをもっともっと好きになってもらえたらなって思います。

昨日の空
画像には上手く写っていないけど、龍が追いかけっこしているような雲でした。

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