日常的なストレッチは、運動のパフォーマンスを最適化することに加え、柔軟性と可動性を高めることで日々の活動の快適さも向上させます。それが、最終的にケガのリスクを低減し、慢性的な痛みを和らげることに繋がります。
アメリカスポーツ医学会のストレッチと柔軟性に関するガイドラインでは、「毎日ストレッチを行うことが最も効果的」としながらも、少なくとも週に2、3回はストレッチ運動を行うことを推奨しています。
日常的にストレッチをした方がいいのは皆さんもご存知かと思います。ですがそれが難しい。
セルフストレッチの効果時間は6時間程だと言われています。
トレーナーにやってもらうストレッチより浅い部分のストレッチしか出来ないからそのくらいの効果時間になってしまうのです。
で…なんで1週間に1回のストレッチをおすすめしているかは以下の通りです。
①身体のコンディションを保つには定期的な「手入れ」が必要である
②運動学習には「集中練習」より「連日練習」が大切である
③2週間あけてしまうと習慣化されない(習慣化のターニングポイントは2週間)
折角、時間とお金を使うなら、効果的な通い方をしていただきたいと思います。
毎週通うのが当たり前。
そうなるのが、私たちの願いです。
ストレッチをするメリット
①脳の健康を促進
→ 人はストレスを感じると、それに応じて筋肉が緊張し始める
②腰、肩、首、骨盤の痛みの軽減
→ 筋肉と靭帯が伸ばされることで可動範囲が広がる
③睡眠の質の改善
→ 不眠の重症度、入眠潜時(眠りに入るまでの時間)、中途覚醒、睡眠効率、睡眠時間が改善する
④心臓の健康を促進
→ 血流が良くなり動脈壁の硬化が軽減され、血圧が低下してくる。
⑤可動性をサポート
→ 可動性を向上または維持は、若々しさと機能性の源